未経験者の大人でもデッサン400枚描くとなんか凄い変わったよ。って話

デッサン

大人になってデッサンを好きになる

社会人になってからどう言うわけかデッサンが妙に好きになり、仕事終わりや休日の空いている時間にちょこちょこと描き続けてきた。

当時貿易関係の仕事をしていてとにかく毎日忙しかった。
疲労困憊で朦朧とした意識の中、時間をひねくり出して描いていたのだが、
1日の終わりにデッサンを描くとなぜか「その日一日を無駄にしなかった」という変な充実感を感じていた。

全く絵と関係のない分野で働いているにも関わらず、だ。

3年間で明らかに変わったデッサン

「山を登っていると自分がどれほどの高さにいるのか分からなくなるが、ふと振り返ると物凄い高み来ていることに気づく」と教訓的によく言われるし、これは実体験した人も多いはず。
僕も何回か登山を経験したことがるので共感できる。何となく好きな言葉だ。

ということで、自分のデッサンを振り返りたくなった。

俺はどれほど登れているんだろう?」と。

性格的な問題もあるが、常にその時点での自分の画力が当たり前になるし、描き終えたデッサンに対しても「まだまだ・・・」と引き算で見がちになってしまう。

ちょっとそんな自分から距離を置いて、霞みはじめてきた過去を眺めてみるのは精神衛生的にもいいことなんじゃないかと思った。

で、どれだけ上達したかだが、見て驚いた。

自分で言うのも恥ずかしいのだが、はちゃめちゃに上達していたのだ。
そして今までそのことに気づかなかった自分にも同じぐらい驚いた。


アイキャッチ画像に使っちゃっているからもう思いっきりネタバレしているのだが、改めて比較してみるとこんな感じ

一番最初のデッサン

これは空のワインボトル。記念すべき最初のデッサンだ。
全く形が取れず、陰影をつけられず、ガラスの質感を出せず、、、とかなり苦労したのを覚えている。

今振り返るととても愛おしいデッサンだ。こんなんだけど必死に食らいつき、一日中描いては消して描いては消してを繰り返していたのを覚えている。何度も何度も消しゴムで擦って紙がヨレヨレになった。

3年後のデッサン

そして、今

ワインボトルと人物って比較対象としてどうなの?という言葉はここではグッと飲み込んでいただきたい。
差し引いても変化は感じていただけるはず・・・。

これは確かレンブラントの銅版画を鉛筆で模写した作品だ。
描いている時、10分と10時間の違いが分からなくなるほど没頭した。楽しかったな。

この頃、よく「自分には何もない」という劣等感に押しつぶされそうになっていた。
そんなジメジメした心境が変わるきっかけになったのがこのデッサンだ。

何もないってことはないんじゃないか?」そう自分に切り返せるようになってきたのだ。

玄人が見たら大したデッサンでは無いのだろうけど、今でもこのデッサンは額に入れて大切に自分の部屋に飾っている。

結局何枚描いたのか

数えてみると、400枚 あった。

これが多いのは少ないのか自分には分からないが、学生の時みたいに十分な時間がある時ではなく社会人になってひねくり出した時間を費やして描いた400枚には価値があるんじゃないか、と今は思う。

400枚全て公開することにした

これからそれら全てのデッサンを小出しに公開していこうと思う。
仕事終わりにクタクタになって描いた物も多いので鑑賞に耐えないデッサンも数多いと思うが、成長の軌跡としてしっかり整理し、残しておきたいと思う。

【余談】デッサンを始めるきっかけは両親の影響?

多分社会人になってからデッサンに目覚める人ってそんなに多くは無いと思う。
絵が上手い人って大抵小さい頃から描くことが好きということが多いし、僕のこれまでの行動は不自然に映るかもしれない。

なぜ急にデッサンが好きになったか振り返ってみると、やはり親の影響が大きいのでは無いかと思う。

私の両親は美術の学校を出ている。職業として画家をしている訳では無いがたまに日本画を描いていたし子供に教えていたりもした。

多分一般的な家庭に比べて、絵とか画材が目に触れる機会は多かったと思う。
そういう環境で育ったが、大人になるまで絵にほ全く興味はなく、なぜか親元離れてから急に心が美術の方へと向いていった。

もっと早く好きになりたかった、、、という何とも言えない気持ちはあるし
「何で今更なんだろう?」という疑問は解消しないものの、デッサンが好きになる素地は幼少の頃に培われたものかもしれない。

親が画家として再スタート

ちなみに、親が美術の学校出てると言ったが、最近子育てがひと段落ついたということで本格的に画家として活動し始めた。
日本画の技法を使い、大切なペットの絵を愛情たっぷりに描いている。

最近ホームページも作ったんで是非見にきて頂きたい。

PETART
大切なペットの似顔絵・肖像画を【日本画の技法】で心を込めて描かせて頂きます。現代インテリアにも馴染むように描きあげる「実写日本画タッチ」の絵画は、世界で一つだけのアート作品です。PETARTで、ずっと色あせない一生の宝物をつくりませんか?

デッサン400枚公開のスタート

少し脱線したけど、次からデッサン(中にはスケッチも)400枚を公開していく。

ちょっとずつ成長したかと思いきや、また下手になったり。
ちょっとモチベーションが薄れてきたと思いきや、急にクオリティが上がったり。

今振り返ると、奇妙な気持ちの浮き沈みがデッサンから見て取れて面白い。

そして振り返り終えたら、またデッサンの山を登ろうと思う。

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